ケラトフリイダエ科:ツノガエル属
CERATOPHRYIDAE:CERATOPHRYS
CORNUTA
アマゾンツノガエルの容姿は非常に野性的で、見る者を圧倒する迫力がある。特に名前の由来ともなっている、目の上から長く伸びた「角(ツノ)」のような突起は、本種最大の特徴であり、他のツノガエル類と比べても際立って鋭く、凛々しい表情を作り出している。体色は枯れ葉のような褐色や鮮やかな緑色など個体差があるが、いずれも林床に溶け込むための完璧な迷彩柄となっている。ツノガエル科の中では大型で、体長は最大で15cm〜20cmほどに達する。野生下では森の地面に潜り、目だけを出して獲物を待ち伏せするスタイルをとる。かつては飼育難易度が高いとされていたが、現在は繁殖個体(CB)が流通しており、以前よりも飼育しやすくなっている。ただし、クランウェルツノガエルなどに比べると神経質な一面もあり、適切な環境作りが求められる。その巨大な口で獲物を一飲みにする豪快な捕食シーンは圧巻で、コアなファンを魅了し続けている。


属
ツノガエル属
Ceratophrys
分布
南アメリカ北部(ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルーなどのアマゾン川流域)
生息環境・住居
熱帯雨林の林床に生息し、落ち葉や土の中に浅く潜って生活する
特徴
- 目の上にある突起(角)が非常に長く、鋭く発達している
- 口が極めて大きく、自分の体と同じくらいの大きさの獲物でも貪欲に捕食しようとする
- 背中の模様は枯れ葉に擬態しており、環境に溶け込む能力が高い